「同人誌」とは何なのか
エロ漫画は、大きく分けて「オリジナル作品」と「同人誌」の2種類がある。
どちらも言うまでもなくエロくて興奮できるのだが、そもそもこれらの違いを知らない方も多いのではないだろうか。
特に同人誌については、私の周りでは知らない人が結構多い印象だ。
そこで、まずはオリジナル作品と同人誌がそれぞれどういったものなのかをお話していこう。
まずオリジナル作品についてだが、これは至って簡単だ。
エロ漫画家さんそれぞれが一から描いた一次創作である。
つまり、登場人物やストーリーの流れ、世界観など、すべてエロ漫画家さんが考えて描いているのだ。
一方の同人誌は、既存のアニメや漫画、ゲームなどのタイトルをベースにして描かれた二次創作である。
たとえば、今社会現象になっている人気漫画『鬼滅の刃』の同人誌であれば、「竈門禰豆子」「胡蝶しのぶ」といった人気ヒロインたちの淫らな姿が描かれている。
もちろん、こういった描写は原作にないもので、一部の男性にとってはかなり嬉しいものなのではないだろうか。
しかし、当然同人誌は公式に許可されているわけではない。
有志が勝手に制作しているため、書店や有料のエロ漫画サイトで販売されていることはない。
コミケで買ったり、無料のエロ漫画サイトで読んだりするのが一般的だろう。
例1:『ONE PIECE』の同人誌
簡単にオリジナル作品と同人誌の特徴を紹介したわけだが、今回の記事では同人誌について触れていきたいと思う。
私が初めて同人誌を読んだのは、確か高校生のときだったと思う。
親に内緒でエロサイトを漁っていたとき、たまたま『名探偵コナン』の同人誌を見つけたのだ。
作中では「毛利蘭」や「灰原哀」など、原作のヒロインたちが行為に及ぶ姿が描かれていた。
私自身、そこまで原作に対する愛はなかったのだが、さすがにヒロインたちのことは知っていた。だからこそ、初めて見たときはかなり興奮した。「あの子たちが実際にエッチするとなったらこういう感じになるのか」と。
それからというもの、いろんなアニメ・漫画の同人誌を読み漁り続けている。
以下、いくつか例を挙げて紹介していこうと思う。
最初に紹介するのは、『ONE PIECE』の同人誌だ。
初めて読んだのは、エロ漫画界の巨匠・クリムゾンが描いた作品だった。
メインヒロイン「ナミ」がノロノロの実の能力によって、イきたくてもイけない寸止め状態で攻め続けられるというもの。
原作を知らない方のために簡単に補足説明をすると、ノロノロの実というのは相手の動きを鈍くするという力が秘められた悪魔の実である。原作では主人公であるルフィの動きを封じ、その間に攻撃を加えるというものだった。
しかし、同人誌では、この力がエロい拷問のための能力として扱われていた。敏感な部分を攻められ、快感の波が激しく押し寄せるにもかかわらず、ノロノロの実の能力でいつまで経ってもイけないのだ。
そして、快感が蓄積したところで能力を解かれ、それまでの快感が爆発。意識が飛ぶほどの刺激に悶絶するのだ。
クリムゾン特有の美しいイラスト、卑猥な描写なども相まって、とてつもなくエロい作品に仕上がっていた。
例2:『ドラゴンクエスト』の同人誌
続いては不朽の名作ゲーム『ドラゴンクエスト』の同人誌。
ドラクエの同人誌は星の数ほどあるが、今回紹介するのはオレンジピールズというサークルが描いた作品だ。
内容は、魔法使いが敵に捕まり、拘束されて永遠にエッチな拷問をされるというもの。
私自身、ドラクエはほとんどしたことがないため、実際の魔法使いがどのようなカラダをしているのかはわからないが、少なくともこの作品ではかなりのグラマラスボディで描かれていた。
そして、なんといってもオレンジピールズはイラストがとても綺麗。読みやすく、エロさも申し分ない。
他にも同じシリーズとして、武闘家や僧侶が攻められている作品もある。
ドラクエ好きな方にとってはかなりヌけるのではないだろうか。
また、オレンジピールズの作品ではないが、他にも「ゼシカ」などの有名なヒロインが主人公の作品もある。
“魔法使い”や“僧侶”といったような抽象的なキャラクターよりも、こういったキャラクター設定がしっかりしているヒロインたちのほうがファンは多いのではないだろうか。
好きなヒロイン、気になるヒロインがいる方は、ぜひ検索して探してみてほしい。
例3:『物語シリーズ』の同人誌
そして最後に紹介するのは「物語シリーズ」の同人誌だ。
物語シリーズは個人的にとても好きな作品で、今回紹介したのも完全に私自身の好みによるものだ。
物語シリーズといえば、「戦場ヶ原ひたぎ」をはじめ、魅力的な女性キャラクターが多く登場することで知られている。
そのため、同じ原作ファンの間でも、どのヒロインを推すかはかなり分かれるところだろう。ちなみに、私は「千石撫子」が一番のお気に入りである。
原作のアニメでは、そんなヒロインたちの下着姿やパンチラ姿がたびたび登場する。
だが、それだけで興奮するのは中学生までだろう。
大半の大人は、今さらそんなシーンを見ても特に興奮することはないと思う。
しかし、同人誌ではさらに過激なヒロインたちの姿を楽しむことができるのだ。
中でも一番好きなのが、メインヒロインである「戦場ヶ原ひたぎ」が登場する作品だ。
さすがメインヒロインなだけあり、彼女を主人公にした同人誌は多い。
原作を知っている方なら、なおさらそのギャップに興奮できるのではないだろうか。
このように、いろんな名作の同人誌が数多く描かれている。
ここで紹介したもの以外にも、『NARUTO』や『FF』、『セーラームーン』など、言い出せばキリがない。
私が知らないだけかもしれないが、かなりマニアックなアニメ・漫画の同人誌も存在する。
最初に言ったように、その原作やキャラに愛着があって同人誌が苦手な方もいると思うが、ふだんから下心を持ちながら原作を見ている方にはぜひともおすすめしたい。